つじ農園 生産会議 2026.11.07 / 1日の総まとめ

2027年に向けて、1日かけて洗い出した。
「決まった」はまだ。方向が4つ見えた。

午前の部(約3時間)と午後の部(約1時間45分)の録音の文字起こしから、話したことを1枚にまとめました。冒頭の言葉どおり「2027年に向けた施策を作っていく」会議です。はっきり決まったことはまだありません。見えた方向・分野ごとの課題・結論が出ていない話・次の一手に分けて並べています。

午前の部約3時間田んぼと記録の話
午後の部約1時間45分機械と置き場の話
方向が見えた話4つ決定ではない
次の一手8つ期限はほぼ未定
晩秋の農家の部屋で、みんなが机を囲んで話し合っている様子
イメージ:生産会議(図は Codex で作成)

1日の流れ

午前は田んぼと記録、午後は機械と置き場を話した。

午前で来年の田んぼの組み立てを、午後で機械と設備を話しました。

午前の部9時すぎから 約3時間

  • 連絡板(グループLINE)の1年分を AI で整理したものを見た
  • 田植えを5月中に終えるには
  • ドローンの今の状況
  • 山田錦の植える場所を変える案
  • 中干し、品種で買う時代、圃場の組み替え、米の値段、土の診断、苗のこと

午後の部13時半から 約1時間45分

  • 乾燥機とホッパー、昇降機
  • 農機の置き場(いちばん長く話した)
  • レーザーレベラーの動画をみんなで見た
  • 石灰窒素、ジャンボタニシ、土壌改良材
  • 夏の除草、有機認証、苗箱の運び方、午前のおさらい

見えた方向 方向が見えた

方向が見えたのは4つ。どれも「決定」ではなく「こうしたい」まで。

買う・やめると決めたものはありません。順番と向きが見えたところです。

午前田植えは5月中に終える

2026年は田植えが6月にずれ込んだ。なんとか5月中に終えたい。そのために品種と育苗ハウスの取り回しを考える。

午前山田錦の植える場所を変えてみる

毎年同じ場所だと雑草の出方が似てくる。場所替えを「今考えています」。

午前麦は来季お休みの方向

お休みにしようかと思ってますという話。

午後買う順番は乾燥機とホッパーから

乾燥機が壊れたのがきっかけ。台数・機種・時期はこれから。

午前ドローンはすでに国産機に移った

これは方向ではなく、今の状況の共有です。使いやすさには課題が残っています。

まずは乾燥機とホッパーから

— 午後の部の終わりに

自動で作った議事録には「決まったこと」と書かれた箇所がありますが、録音を聞き直すと、どれも検討の途中でした。このページでは録音に合わせて「方向」「検討」と書いています。

分野ごとの課題

課題は7つの分野に広がる。午前は「育苗とドローン」、午後は置き場に時間を使った。

分野ごとに、午前・午後のどちらで出た話かを付けて並べました。

田植え・育苗

5月中に植え終えるための組み立て。

春の育苗ハウスが2棟並び、1棟は建てている途中のイメージ
イメージ:育苗ハウスをもう一棟(図は Codex で作成)

午前品種を替えたら、5月中に収まるか

検討

ミズホチカラ以外の品種にした場合、その田植えを5月中に収められるか。収めるには育苗ハウスの取り回しが要る。ミズホチカラをやめると決めたわけではありません。

午前育苗ハウスをもう一棟

希望

「もう一棟立てたい」という話。場所・費用・時期はまだ決まっていません。

午後苗箱をパレットごと運ぶ

検討

苗箱をパレットごとハウスまで運べないか。鉄骨で作る案。強さと費用を考え中。

午前苗と寒冷紗の振り返り

振り返り

苗が余って「買わんでも良かった」という話と、ハウスの寒冷紗が熱くなる件。

圃場・水・土

育ちが悪い田んぼの原因と、田んぼの組み替え。

田んぼの区画を上から見た図。作物の場所が入れ替わり、排水路が通っているイメージ
イメージ:田んぼの組み替え(図は Codex で作成)

午前125番の東半分が毎年育たない

原因の候補あり

バイパスの向こうの 125 番。切土・盛土で土が違う、排水が取れていない、が原因の候補。

午前水張りが悪い田んぼ

原因の候補あり

水路の蓋が開いていて、冬の間ずっと山の染み出し水が入っていた、という話。

午前田んぼの組み替え

検討

5051 を1枚にする案。有機のエリアを増やし、一部は来年もう一度組み直して、川の水を流しっぱなしにできる側へ固める案。224 番の北に水位センサーを置く案。

午前中干しか、自然落水か

結論なし

今のような気象なら、あえて水を落とさず自然落水の方がいいのでは、という感覚が出た。一方で 穂が出てきたら絶対水いる。

午後田んぼの凸凹をならす

情報の共有

レーザーレベラーの動画を見た。70〜80馬力くらい以上のトラクターが要る。必要なのは田んぼの一部では、という見立て。

午前午後土の診断と改良材

情報の共有

土壌診断・衛星で見る土のデータの話(午前)。去年は石灰系と稲わらの分解を助ける資材を使った。今年は別の田んぼにまきたい。牛ふんはフレコンの下を開けて落とす方法(午後)。

雑草・ジャンボタニシ

有機の田んぼでいちばん手がかかるところ。

晩秋の刈り取り後の田んぼで、トラクターが資材をまいているイメージ
イメージ:刈り取り後の田んぼの土づくり(図は Codex で作成)

午後石灰窒素の使い方

情報の共有

解説動画の内容:一年生の雑草の種に効く。10aあたり40〜70kg。雑草が多い田んぼは数年続けて処理する。使うかどうかは決めていません。

午後ジャンボタニシ

課題

卵は水をかけて落とせるが手間がかかる。殺虫剤は効きが弱い、という話。

午後夏の除草は朝のうちに

振り返り

7月から8月の除草は暑い。今年は朝の涼しい時間に一気に進めた。田植えが早まれば多少変わるかな。

午前除草剤とゴボウ

情報の共有

除草剤と雑草(ゴボウ)、ドローンでの散布の話。

機械・設備

乾燥機が壊れたのをきっかけに、まとめて見直す。

乾燥機が並び、昇降機が高い天井のホッパーまで伸びている作業場のイメージ
イメージ:乾燥機と、もみを上げる昇降機(図は Codex で作成)

午後乾燥機は1台か、2台か

結論なし

1台でいいやろという声と、2台でもそんなにすぐいらへんの?という声。モーターの付け替えで直った機械もあるが、部品がなくなっていく。

午後昇降機で一番上まで上げる

検討

もみを溜めるタンクが高い所にあり、高さは8mほど。一度全部下へ落として、昇降機で一番上まで上げる形の案。

午後並べ方はメーカーに聞く

案

乾燥機の並べ方はメーカーが得意。直接相談した方がいい、という案。

午後記録が取れる機械を

考え方

今から新しく買うのに、わざわざ記録の取れない変なやつを買う必要もない。ただ通信料が毎日かかる点は迷っている。

午後色彩選別機も要るのでは

話に出ただけ

会議の終わり際に話題に出ました。中身はまだ話していません。

午前ドローンの使いやすさ

課題

国産機は操作性が劣り、機体も安定しにくい。大型機は3〜4年で新しい型が出るので、買い替える前提で考える。資格は二等でどの機種も飛ばせる。

置き場・作業場

午後の部でいちばん長く話した分野。結論はまだ。

倉庫の前にトラクターやコンバインが並び、リフトがパレットを運んでいる農園の敷地のイメージ
イメージ:倉庫と農機の置き場(図は Codex で作成)

午後どこに何を置くかが決まっていない

次に決めること

主役はトラクターとコンバイン。コンバインの場所は固定。盗まれててもわからんという管理の面の話も出た。

午後倉庫の前のリフト作業が危ない

安全

倉庫の前に柔らかいポールを立てたい。道路側に立てるなら、市役所への申請が要る。

午後倉庫を増やす案

検討

テント型の倉庫、屋根だけの置き場、鉄骨の倉庫など。どれにするかは決まっておらず、「もう1年考えようか」という声も。

午後工具棚を新しく

希望

ほこりが入らない、蓋付きの工具棚に買い替えたい。

記録・AI

「去年どうだったか」を引ける形にする。

チャット・ボイスメモ・写真がAIを通って、年ごとのノートに積み上がっていくイメージ
イメージ:投げるだけで、年ごとの記録に積み上がる(図は Codex で作成)
画面の枚数800枚
文字の量9.7万字
期間約13か月
メンバー13人

午前本当の連絡と、日報用を分ける

案

大事な連絡が日々のつぶやきに埋もれないように、置き場所を分ける。あとで AI が「どの田んぼの話か」を拾えるように、圃場番号や呼び名もそろえる。

午前打たなくても記録できる

案

ボイスメモや写真の位置情報でも記録できる。ドローンの空撮も重ねていけば、うちの圃場に一番正確な記録になっていく。

午前今ある記録も取り込む

準備

KSAS やキントーンの情報を、来年に向けて取り込む準備をする。

午前コンバインの「70%」

聞いた話

収穫量に対する玄米の割合を入れる欄がある。メーカーの人に聞いたところ、別に70%入れてあるだけですよとのこと。

売り方・有機

誰に、どう買ってもらうか。

午前お米は「品種で買う」時代

考え方

各県がヒット品種を出す流れ。ただ それはマスの話で、ちゃんとわかってくれるお客さんを増やす方がいいという声。

午後有機認証の費用が上がっている

情報の共有

審査する人が高齢になり、審査の費用が上がっている。国は有機を25%に増やす目標を掲げている。

午前米の値段の動き

情報の共有

米の値段がどう動いているか、という話。

結論が出ていない話 結論はまだ

7つの問いは、まだ答えが出ていない。次に決めることを並べておく。

冬の間に答えを出していく問いです。

問いいま出ている考え次に決めること
品種をどうするか午前ミズホチカラ以外にした場合、田植えを5月中に収められるか品種と、育苗ハウスの取り回し
山田錦をどこに植えるか午前一回やってみる価値はあるよね移す先と、125番の東半分の扱い
中干しか、自然落水か午前気象によっては自然落水の方がいいのでは来年の水の管理(出穂のあとは水が要る)
乾燥機は何台か午後「1台でいい」と「2台でも」の両方が出た台数・機種・時期。2台目を買うなら補助金をもう一度申請
置き場をどうするか午後テント型・屋根だけ・鉄骨。「もう1年考えようか」今ある場所に、何をどの順で置くか
レーザーレベラーを入れるか午後要るのは田んぼの一部では入れるかどうか、どの田んぼか
石灰窒素を使うか午後動画で使い方を共有した使うかどうか

1年の段取り

冬に考え、5月中に植え、夏は朝のうちに草を取る。

冬これから

  • 課題の3番・4番は勉強しながら、5・6番は冬の仕事として研究する
  • 連絡板の使い方の案、KSAS・キントーンを取り込む準備
  • 乾燥機・置き場・山田錦の場所を考える

春育苗から田植え

  • 育苗ハウスの取り回し
  • 田植えを5月中に終える

夏7月から8月

  • 除草は朝の涼しい時間に
  • 田植えが早まれば多少変わるかな

出穂のあと穂が出たら

  • 穂が出てきたら絶対水いる

秋収穫

  • 乾燥機と昇降機(今年、乾燥機が壊れたのがきっかけ)

次の一手

次の一手は8つ。しおが2つ、つじ農園が6つ。

期限が言われたのは「冬の間に」と「来年に向けて」だけ。ほかはこれから決めます。

やること担当いつまで中身
連絡板の使い方の案を出す午前しお未定本当の連絡と日報用を分ける。圃場番号の付け方をそろえる
KSAS・キントーンを取り込む準備午前しお来年に向けて今ある記録を連絡板の整理と合わせる
3番以降の課題を研究する午前つじ農園冬の間に3・4番は勉強しながら、5・6番は冬の仕事として
山田錦の場所替えを考える午前つじ農園未定125番の東半分のことも含めて
乾燥機とホッパーの更新を考える午後つじ農園未定台数(1台か2台か)、昇降機、記録が取れる機種。並べ方はメーカーに直接相談する案
補助金を必要なら申請し直す午後つじ農園2台目を買うなら申請は「だいぶ終わりました」。乾燥機を2台目に買うなら、またやる
農機の置き場を決める午後つじ農園未定何をどの順で置くかまで。倉庫を増やすかは「もう1年考えようか」も
蓋付きの工具棚を選ぶ午後つじ農園未定ほこり対策

会議の言葉

1日の議論は、この言葉に集まる。

2027年に向けた施策を作っていく

— 午前の部の冒頭

去年こうやったっていうのがどんどん積み上がっていく。これが一番強い

— しお(午前)

穂が出てきたら絶対水いる

— 午前の部

土で2、3cm、ほんまにできんのや

— レベラーの動画を見て(午後)

農機の置き場を決めなあかんな

— 午後の部

詳しいまとめ

午前・午後それぞれの詳しいまとめも見られる。

このページは2つをまとめたもの。細かい話は、それぞれのページにあります。